英語関連

【勉強法・体験記】TOEIC L&R 900

これまで異常な回数のTOEICを受験してきたので、その体験を記します。
(下記ツイートがこれまで受けてきたTOEICのスコアシートです。)

TOEICは最も有名な英語資格の1つであり、多くの人が勉強法など紹介していると思います。(○か月でxxx点突破みたいな)
私は900点到達までなんと、4年半かかりました。。。。

そこで、この記事では効率よく点数を上げることができなかった私のリアルな受験体験を書きます。

TOEIC L&R 点数推移

2018年10月に465点から始まったTOEIC生活は、2023年3月に900点に到達しました。(4年半24回受験してました)

下記のツイートが細かい点数推移です。

こうやって、並んだ点数みるとその当時の情景を思い出してなんだかエモい気分になりますね。(変なこと言ってすみません(笑))

そんなことはさておき、
ここからは各得点帯(600, 700, 800, 900)に分けて、詳しく紹介します。

TOEIC 600点獲得まで

まずは、TOEIC最初の壁といわれている600点までについて書きます。
TOEICの平均点あたりなので、一般的な評価としては英語が得意でも苦手でもないという程度だと思います。
私は受験回数4回、期間は半年程度で到達しました。

思っていたほど、簡単には取れませんでした。

受験当時の私はTOEIC 600点といわれると平均点程度なので、簡単に取得できると思っていました。(実際大学の友人は初受験で600点を超える人が多かった気がします。)

しかし、私は465点。。。。(恥ずかしくて友人に点数を隠してました(笑))
平均点とはいってもTOEICを受けている人(比較的英語が得意な人)の中の平均点なので、学生時代からあまり英語が得意科目ではない人(私です)にとっては壁に感じると思います。

基本的な単語力・文法知識、テストを受ける体力が必要

TOEIC 600点獲得には基礎的な英語力をつけること必要です。

具体的には下記の3つが重要であると私は考えています。

  1. 単語力
  2. 文法知識
  3. テストを受ける体力

1. 単語力

当たり前ですが、単語力がわからないと何にもわからないので必要です。
600点レベルを目指すには、基本的な単語を抑えておけば大丈夫です。(もちろん覚えていればその分有利にはなります。)

2. 文法知識

単語と並んで文法知識は、語学には必須です。
TOEICだからと特別なことはないので、大学受験のセンター試験レベルができれば十分です。(センター試験っていうと世代ばれますか?)

3. テストを受ける体力

TOEICは、時間が余る試験ではないので2時間テストに向き合い続けることになります。
かなり体力的に消耗しますので、テストに集中できる練習をしておきましょう。

逆にいうと、この3つをすでに大学受験などで身に着けていると特にTOEIC対策をせずとも600点を超える人もいます。(私は該当してません。。)

TOEIC 700点獲得まで

続いて、多くの方が最初の目標とする700点について紹介します。
TOEIC 700点というと英語ができるといわれる基準なのかなと思います。
600点獲得から受験回数6回、期間2年半で到達しました。

全く、到達できずあきらめかけてました。。(笑)

私がTOEICを受験し始めたきっかけが大学院の入試に必要だったからでした。
700点とっておけば問題ないという説があったので、700点を目標にしました。

サークル・研究室の院試をうける同期の多くが700点を獲得する中、結局私は院試までに700点を獲得することはできませんでした。。(院試は合格できたので良かったですが)

時は流れて就職活動を終えた後、内定先の企業で入社までに730点が取るように言われたので、私は再びTOEICの世界に戻ってきました。(笑)

継続的に英語へ取り組むことが大切です

入社後にいきなりできないやつと思われるのは避けたいという思いがあり、
大学院の研究の合間にTOEIC学習をしていました。

週に15時間程度はTOEIC学習に費やすようにしました。
大学院で英語の論文や発表に触れる機会があったのもプラスに働いて勉強再開から2か月程度で700点を超えることができました。

一度諦めていたTOEIC 700点を達成できて、ものすごくうれしかったことを覚えています。
(ここからTOEICの世界に入り込んでいきます(笑))

TOEIC 800点獲得まで

さあ、次はTOEIC800点についてです。
ここまでくると英語がかなりできる人で大学とかでも超優秀な人という扱いではないのでしょうか?
700点獲得から受験回数5回、期間半年で到達しました。

TOEICにハマっていきました(笑)

この時期から毎月TOEICを受験をしており、YouTubeでTOEIC関連動画をよく見るようになっていました(笑)

しかしながら、まだまだTOEICを語れるほどの点数ではなかったので学習をしました。
また、入社した会社の同期にTOEIC900点代の人が多くそれもモチベーションになりました。

ここら辺までくると、自信をもって回答できる問題が少しずつ増えてきて問題が解ける喜びが感じられるようになるのではないのかと思います。

TOEIC 800を獲得した教材・勉強法

参考書をたくさん変えながら、勉強してきたので使っていた教材を紹介します。
以下の教材を使ってました。(多いですよね、効率悪いですよね。。。)
基本的な取り組み方としては、はじめに1日の分量をきめて(10ページやるみたいな)
毎日やるっていう感じで3週くらいしたら終わりです。

TOEIC L&R TEST出る単特急金のフレーズ

超有名なTOEIC用の単語帳です。単語帳で迷ったらこれを買ったら問題ないです。
(日→英の形式なのが惜しいです。。)

TOEIC L&R テスト文法問題でる1000問

これまた超有名な文法問題のテキストです。1000問というかなりのボリュームがあるのでこれさえやればPart5対策は問題ないと思います。
ただし、Part5対策は過剰にやってしまいがちなので注意しましょう。

TOEIC L&R テスト究極のゼミ Part5&6

これまた、有名な究極のゼミシリーズです。Partごとに出ていてPart別対策として非常に有用な書籍だと思います。Part6対策はおろそかにしがちなのでしっかりやっておくとよいと思います。

TOEIC L&R テスト究極のゼミ Part7

究極のゼミシリーズのPart7バージョンです。TOEICは個人的にPart7が一番スコアにつながると思うので時間をかけて対策しました。

TOEIC L&Rテスト これ一冊で800点が取れる

この参考書は、あまり有名ではないと思いますが、かなりのいい参考書でした。総合対策本で全Partの対策ができます。内容がしっかりあって1冊やりきるのはかなり大変でしたが力がつく参考書だと思います。(1冊で800点はとれませんでしたが(笑))

世界一わかりやすいTOEICテストの授業[Part1-4 リスニング]

こちらは、関先生のリスニング対策本です。丁寧に設問のパターン別に解説してあり体系的にリスニングに取り組めるようになると思います。

極めろ!リーディング解答力 TOEIC® L & R TEST PART 7

こちらは、極めろシリーズのPart7対策です。とにかく問題演習を積みたい方向けです。
初学者の方は厳しいと思いますが、Part7しっかり読み切りたいっていう方にとてもおすすめです。

TOEIC 900点獲得まで

最後は、TOEIC900点についてです。
TOEIC900というと、英語ペラペラの人っていうのが世間の評価ではないのでしょうか?
(リスニングとリーディングの試験なので話せるようになるわけではないですが)
800点獲得から受験回数11回、期間10か月で到達しました。

良くも悪くもTOEIC慣れしすぎました。。

TOEIC800点代に到達してから、毎月受験するのが日常となりTOEIC生活でした。
あまり明確な成長を感じれることが少ないのがつらかったですね。。

その分、900点を達成した時の喜びは格別でした。(もう全身の力が抜けましたね(笑))

TOECI 900を獲得した教材・勉強法

飽き性な性格なので、使用した参考書は多いです。(一応全部やってますよ(笑))
勉強で意識していたのは、選択肢を突き詰めることです。
私の感覚として、800点くらいまではたくさん問題を解いていくのが大切だと思いますが、
それより上はしっかり問題に向き合うことが重要だと思います。

極めろ!リーディング解答力 TOEIC® L & R TEST PART 5 & 6

極めろシリーズのPart5/6対策本です。Part5/6対策にしてはかなりの分量があるので、よほどの上級者以外はやらなくてもよいのかと思います。

TOEIC L&Rテスト 壁越えトレーニングPart1-4

壁越えシリーズのリスニング対策用です。900点の壁を超えるための参考書らしいですが難易度は並みなのでどのレベルの方でも使える参考書だと思います。

TOEIC L&Rテスト精選模試リスニング3

有名な精選模試シリーズのリスニング模試です。全5回分入っており、本番形式の練習をしたい方には最適な教材になっております。なかなか問題の難易度が高いのでしっかり腰を据えて学習するのが良いと思います。

TOEIC L&R TEST 5分間特急 超集中リスニング

特急シリーズのリスニング対策本です。1日にやる分量が決められていて計画的に取り組みやすい構造になっています。本のサイズが小さいのは、持ち運びやすくて便利ですが、私は机に座って勉強するタイプなので使いづらかったです。

TOEIC L&Rテストリスニング神速100問

関先生の神速シリーズのリスニング対策本です。これめちゃくちゃおすすめです。解説が丁寧でポイントも記してあり、TOEICの問題を解く考え方しっかり身についた本でした。

TOEIC L&Rテスト読解神速108問

関先生の神速シリーズのリーディング対策本です。Part7の問題が108問(2セット分)が衆力されています。リスニング用同様、解説と解答のポイントが丁寧に書かれていてかなりおすすめです。

公式TOEIC Listening & Reading問題集 7-9

さいごは、TOEIC対策といえばの公式問題集です。
私は、新しい方から3冊(7,8,9)を取り組んでいました。本番の対策にはやはり公式問題集が一番良いと思います。

さいごに

ここまで私のTOEIC体験記を書いてきました。
私は4年半という長い期間をかけて900点という目標を達成しました。
TOEICは毎月試験があり、あきらめずに続けていればいずれは目標に到達できます。
やはり、継続がなにより大切なことだと思っています。

それでは、これからも勉強していきましょう!