英語関連

【勉強法・試験内容】TOEIC Speaking & Writing

こんにちは、ニシです。

今回は、2023年6月11日にTOEIC Speaking & Writing(S&W)試験を受験してきたのでレポートさせていただきます。

結果については、発表前なので発表後にまた書きたいと思います。

試験概要

TOEICといえば L&R(Listening Reading)が有名ですが、今回は S&W(Speaking Writing)の試験についての記事です。

TOEIC Speaking & Writing とは

TOEIC Speaking & Writing(S&W)は、英語の4技能のうち話す、書くのスキルを評価するものです。日本の英語教育(特に大学受験時)は聞く、読むに偏重しているので、4技能を伸ばすために注目度が上がっている試験です。

試験概要

試験の概要は以下の通りです。
L&Rとは試験の形式からスコアまで全然違うので全く違うテストと考えたほうがいいですね。(受験料はL&Rと同じくらいには安くしてほしいですけどね。。)

試験時間Speaking:約20分
Writing:約60分
問題数Speaking:11問
Writing:8問
スコアSpeaking:0~200
Writing:0~200
受験料10,450円(税込み)
*追加申し込み:13,200円

設問形式

TOEIC S&W試験は、Speaking 11問、Writing 8問で構成されています。設問形式はかなり固定的に決まっているので、事前に確認しておきましょう。

Speaking セクション

Q1, Q2:音読問題

準備時間45秒、応答時間45秒で指定された文章を読み上げる問題です。
時間に読み切ることは難しくないですが、意味のかたまり発音を意識して丁寧に読むことが重要です。

Q3, Q4:写真描写問題

準備時間45秒、応答時間30秒で写真に書かれている状況を説明する問題です。
写真自体はL&RテストのPart1のような感じです。
30秒喋り切るのはなかなかタフなので、45秒間でいかに喋る内容を考えることが重要です。

Q5-Q7:応答問題

3問で1セットで質問に答える問題です。準備時間は3問とも3秒、応答時間はQ5,6が15秒、Q7が30秒です。
準備時間がほとんどないので、詰まってしまわないように対策しておきましょう。

Q8-Q10:提示された情報に対する応答問題

Q5-Q7の応答問題とほぼ同じ内容です。違いは表や図などの視覚的な情報が当たられた状態での応答になります。Q5-Q7と同様に準備時間がほとんどないので、詰まってしまわないように対策しておきましょう。

Q11:意見を述べる問題

準備時間45秒、応答時間60秒で与えられたトピックに対する回答をします。
ある程度長い時間喋る必要があるので、準備時間中にしっかり話す内容を組み立てる必要があります。

Writing セクション

Q1-Q5:写真描写問題

指定された語句を使い、1文で写真を描写する問題です。
解答時間は5問で8分間です。この問題は文法ミスとかしないようにしっかり解答したいですね。

Q6, Q7:Eメール作成問題

メールに対する返信を作成する問題です。解答時間は10分で、1つ質問、2つ情報提供のような指定があるので条件を満たす返信を作成する必要があります。Eメールはビジネスでも使う場面が多いので実践的でよい設問ですね。

Q8:意見を記述する問題

与えられたトピックについては意見を記述する問題です。解答時間は30分で最低300語書くことを求められるので、しっかりと内容を考えて文章を書いていく必要があります。

スコアの目安

TOEIC公式が企業・団体活用事例として出しているスコア基準は以下の通りです。

Speaking

レベルスコアコミュニケーション能力レベル
8190-200業務上のコミュニケーションレベル
7160-180
6130-160業務上のコミュニケーションレベル
(限定された範囲)
5110-120日常のコミュニケーションレベル
480-100日常のコミュニケーションレベル
(限定された範囲)
360-70
240-50コミュニケーションができるレベルに至っていない
10-30

Writing

レベルスコアコミュニケーション能力レベル
9200業務上のコミュニケーションレベル
8170-190
7140-160業務上のコミュニケーションレベル
(限定された範囲)
6110-130日常のコミュニケーションレベル
590-100
470-80日常のコミュニケーションレベル
350-60
240コミュニケーションができるレベルに至っていない
10-30

参考情報:TOEIC-企業・団体での活用事例-海外出張や赴任の基準

Speaking Writing 共に160くらいあればかなりできるみたいな感じですね。
ちなみに私は、Speaking 160, Writing 170を目標にしています。(IIBC Award of Excellenceの基準になっているので)

試験対策

試験を受けるまでにおこなった勉強を紹介します。
S&W受験に関しては、かなりの初心者ですのでご参考程度にしていただければ幸いです。

Speaking 対策

スピーキング対策として、
TOEICスピーキングテスト究極のゼミをやりました。
初めての受験だったので、目標スコア別の解答目標が非常に助かりました。

別冊の問題/回答集も移動中に見ることができて勉強しやすかったです。

Writing 対策

ライティング対策としては、
TOEIC S&W テスト総合対策をやりました。
ライティングだけの参考書が書店で見つからなかったので、この参考書をライティング対策として使いました。(S&Wの参考書ってめっちゃ少ないですよね。。。)

参考書のサイズや内容が読みやすくて個人的にいい本だと思いました。

受験の感想

当日は、以下のような流れで受験しました。

  • 会場到着(テストセンター)
  • 試験説明・写真撮影
  • 席案内
  • 受験開始
  • 受験終了・退出

S&W試験は、会場到着して準備ができた人から随時試験開始するスタイルなので若干戸惑いました。(こういうとこが試験慣れってことですよね)

肝心の内容についてですが、
スピーキングは全然できませんでした。普段英語で話す機会が少ないのでなかなか言葉が出てこず時間切れとなる設問が多かったです。
ライティングに関しては量を書くことはできたと思いますが、文法や構造までは意識が回りませんでした。

まとめ

今回は、TOEIC Speaking&Writing試験の受験レポートを書きました。

SpeakingとWritingはこれから伸ばしていきたい能力なので、しっかり学習を続けていきたいです。
結果発表次第、報告させていただきます!

それでは、これからも勉強していきましょう!